学生の住まい探し費用、新生活用品平均費用

一人暮らしの新生活用品平均費用に関する情報が全国大学生活協同組合連合会より公開されています。

対象は学生ではありますが、新社会人も初期の費用は親に依存する可能性が高いため、同じものとして判断し、データをチェックしてみましょう。

ある程度社会人を経験し、費用が溜まっている人は、このデータよりかは幾分高い数字を基準に、各費用を検討してみてはどうでしょうか。

2011年のデータは下記の通りです。(全国大学生活協同組合連合会「保護者に聞く新入生調査の概要報告2011年」より)

住まい探しの費用

住まい探しの費用は199500円とのことです。この費用には、探しに行くための交通費や、その宿泊費、滞在費など含みます。

また、入居する際の礼金や敷金、不動産屋に支払う仲介手数料なども含みます。

内訳は下記の通りです。

  • 住まい探しの費用:199500円(合計値)
  • 交通費:26200円
  • 宿泊費・滞在費:33500円
  • 礼金/入館金、敷金合計:127700円
  • 斡旋手数料:39700円
  • 前家賃や日割り分・その他:56800円

過去と比べ、どんどん安くなっています。これは、経済状況が悪いため、安くならざるを得ないという側面もあります。

親としては費用が少ない方が良いのですが、そもそも親の支払うことができる費用が減っているということも、費用下落の要因となっていると思われます。

新生活用品費用

新生活用品費用は、新たに家に必要で、何かを買った時の費用です。

家電や自炊用品、日用雑貨などを指します。

電話加入権に関しては、もしかしたら携帯電話なども含むかもしれません。固定電話が不要な人も多いと思いますので、無理に固定電話に入らずとも良いでしょう。

こちらの費用に関しても、年々低下傾向にあります。最近ではテレビなどの家電が安くなっていることも、大きく影響していると思われます。

  • 新生活用品費用:282400円(合計値)
  • 家電用品:44600円
  • 自炊用品:21700円
  • 電話加入権等:12100円
  • 電話機:39300円
  • 日用雑貨等:28700円
  • 衣類・小物等:60300円

データを元に一人暮らし費用を考える

住まい探しと日用品費用とを合計すると481900円となります。約50万円、初期投資が必要です。

当然、これら以外にも、日々の生活に必要な費用が追加されます。

水道光熱費や食費はその主な物です。一般的に生活費と呼ばれます。

単に初期の費用だけを考えず、日々必要な費用を考慮し、お金をどのように使うか調整しましょう。

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