一人暮らしの部屋探しのチェック項目
ここではインターネットの部屋探し検索サイトで調べる際のチェック項目に関して説明していきます。
さまざまなチェック項目が並ぶ中、何をチェックして検索したらいいか迷うことが多いかと思います。重要度の高そうなものから順にチェックすべきか否かの参考情報を紹介します。
部屋探しサイトによっては項目名が異なったりするかもしれませんが、予めご了承ください。
各項目ごとの細かい説明は『一人暮らしの部屋探し』の各ページにて紹介しています。より詳しく知るためにもそちらもご確認ください。
部屋探しで重要度の高い項目
ここでは部屋探しで重要度の高い項目を紹介します。
賃料
一番重要と思われるのが賃料です。払えないほど高いところは借りるべきではありません。
また、賃料には共益費、管理費が含まれていません。必ずこれらの項目を含めて月にいくらであるかを確認しましょう。
専有面積
部屋の大きさです。1部屋の大きさではなく、敷地内の大きさであることに注意が必要です。部屋の中の廊下なども面積に含まれます。間取りとセットで設定すると希望の部屋が見つかりやすいと思います。
間取り
どういった部屋割りかについてです。1部屋しかなくても専有面積が広い場合や、部屋数が多い割には1部屋が狭くて全体としてもいまいちということもあります。専有面積と合わせて設定していきましょう。
駅徒歩
駅からどれくらい歩いてたどり着けるかの目安の時間です。1分で80メートル歩くことを前提としており、信号待ちなどの時間は含まれません。駅から遠ければその分賃料は安いため、賃料と日々の手間を考慮にして選びましょう。
自転車を使えば早く駅にたどり着けますが、雨の日もありますので、常に自転車を使えるわけでもありません。
日ごろから車で通勤するのであれば、駅までの徒歩時間を気にする必要はないでしょう。
築年数
基本的に築年数の数字が低いほど、新しい建物です。
ただ、最近では古い建物をリフォームし、新しくする動きもあるため、古い物件でも綺麗な部屋も増えています。「リフォーム・リノベーション済み」の項目も合わせて確認を。
なお、インターネット回線も2005年あたりから一般化しているため、インターネット雪像環境に心配がある人は新しい物件から探すとよいでしょう。築年数が長い場合はインターネット回線を新たに敷く必要が出てくるかもしれません。
2階以上
治安のことを考慮すると2階以上がおすすめですが、近くの場所に上ることが出来る場所があると、人が登ってくる可能性もあります。2階であってもできれば上ってくる場所がないかを確認しておきましょう。
最上階
最上階は上に人がいないため、上からの騒音に悩まされずに済みます。特に、上からは足音や物を置いた時の音などが下に響きやすいため、この心配がないのはお薦めです。
角部屋
いくつもの部屋が並んでいる場所の端の部屋です。階段がある方の部屋の場合は角部屋であっても人の行き来が気になるかと思います。騒音などに意識をしたい場合は階段が無い位置の角部屋を選びましょう。
南向き
太陽が入ってくるかどうかの重要な要素です。冬場は結露などの問題も発生し、北向きの場合はカビが発生しやすいなどの問題もあります。
ただ、南向きであっても、目の前に大きな建物があれば日光が遮られますし、南東や南西向きも南向きの検索に引っかかります。
南東向きの場合は朝に日が入りやすく、逆に南西では夕方に日の光が入りやすい特徴があります。
保証人不要
親族に保証人になってくれる人がいない場合には、この項目をチェックしましょう。初期に支払う費用が増えますが、他の人に迷惑をかけずに済むという特徴があります。
親族が働いていない場合も保証人になれない場合がありますので、親が年配の場合なども保証人不要の物件を探すようにしましょう。
ガスコンロ設置可
調理に使うガスコンロが設置できますので、料理が可能になります。最初からついている場合もあります。
IHコンロ
IHコンロは電気で温めることが出来るコンロです。調理器具をIH使用可のものに変更する必要が出てきますので、あまりお薦めはしません。
バス・トイレ別
トイレと風呂が別の区切りにあるものです。バスとトイレが一緒のものはホテルなどでよく見かけます。一緒の方が賃貸料金が安めです。
都市ガス
ガスは主にプロパンガスと都市ガスとに分かれます。都市ガスの方が安いため、都市ガスの方をお薦めします。その分、賃料は高めです。
エレベーター
4階以上のマンションであれば、たいていはついていると思います。高めのマンションを選ぶ場合はいちいちチェックしなくてもよいでしょう。逆に2階のアパートなどにはついていません。3階はついていたりいなかったりするため、チェックしておきましょう。
インターネット利用
昔のアパートなどでは利用できる環境にないかもしれません。その時は、事前に設置していいかどうか確認しましょう。
また、最近では携帯電話を経由してインターネットにつなぐこともできるようになっています。部屋にインターネット回線を引くことが出来なくても、回避方法があるため、必要以上に意識する必要はありません。
ただし、動画など大容量のデータを頻繁に利用する場合は、しっかりとインターネット回線があった方がいいでしょう。
CATVがインターネット接続を担っていることもありますので、回線接続がどうなっているのか事前に確認しましょう。
駐車場、駐輪場
駐車場は車を、駐輪場は自転車を止める場所です。駐輪場にはバイクを含むところと含まないところがあるため、バイクをもっている人は不動産会社に確認しましょう。
屋根付きかどうか、立体駐車場かどうか、なども確認が必要です。
この他、駐車場等がある場合でもすでに利用者で埋まっていて使用できない可能性もあります。しっかりと利用ができるかも確認しましょう。
スーパー、コンビニ、病院までの距離
好みの施設が近場にあるかどうかのチェック項目です。たとえ近くに無くても、会社や学校の途中、部屋から駅までの途中にあれば、そちらを利用することもできます。
部屋探しでチェックしておきたい他の項目
重要度は低いものの、確認しておきたい項目などを紹介しておきます。
楽器相談
楽器を使用できるかどうかの項目です。防音性の高い部屋です。回りが楽器を使うため、防音のみを目当てにする場合に選ぶこともできますが、楽器の音に悩まされる可能性もあります。
女性限定
女性のみを対象にしたマンションやアパートです。基本的に周りは女性のみのため、治安の面で安心できますが、だからといって日ごろの戸締りを怠ったり、不注意な行動をしないようにしましょう。
ペット相談可
ペットを飼っていいかどうかの項目です。基本的にペットは飼っていけないため、ペットを飼いたい場合は選択しましょう。
追い焚き
冷めたお風呂を再び温めなおす機能があるかどうかです。シャワーのみでしたら不要です。新しいマンションでしたら当たり前のようについてきますので、あまり意識しなくてもよいでしょう。
温水洗浄便座
トイレでウォッシュレットがあるかどうかです。ウォッシュレットが無いと困る人は選択しましょう。
浴室乾燥機
浴室を乾燥する機能です。洗濯物を干して乾かすことができるため、外干しをしなくて済み、天候に左右されることなく選択が可能です。洗濯物を外に見せないため、部屋に男女のどちらが済んでいるかの性別を判断されることもなくなります。治安面でも一考したいところですが、たいていは高めのマンションなどにしかついていません。
独立洗面台
洗面台が独立してあるかどうかです。洗面台がなくてもキッチンで顔や手を洗えるため、無ければ無いで良いかと思います。部屋数が多ければついていることが多いですが、一部屋のみの場合はないことも多いです。
室内洗濯機置き場
室内に洗濯機を置けるかどうかです。部屋が広ければおけることが多く、逆に狭ければおける場所が無い可能性が高いです。その場合は外に置くか、コインランドリーを活用することになります。
オートロック
マンションに入るときにカギなどを開けてマンションに入るため、不審者の侵入を防ぐ効果があります。
ただ、オートロックとあっても、裏側からあっさりと飛び入ることが出来るなど、あまりオートロックの意味をなしていないところも多々あります。ですので、日ごろの防犯対策は必須です。
なお、部屋の鍵が自動でかかるという意味ではありませんので、間違えないように。あくまでマンションなどの入り口に入るためにカギが必要という意味です。
他にもオートロックですと新聞や郵便物を下まで自分で取りに行かなければいけないなどの不都合もあります。
賃料が高いマンションでしたら当たり前のようについている機能ですが、利便性に結びついているかは不明です。
押し売りなどには有効に働きます。
TVモニタ付インターホン
訪れた人の顔が映るインターホンです。押し売りや勧誘を事前に招き入れる恐れが減ります。
オートロックマンションですと、たいていはこのTVモニタ付きインターホンがついており、相手は1回の入り口のところで対応をすることになるため、無視するのが楽です。
宅配ボックス
1回の宅配ボックス入れに運送会社が荷物を置いてくれるため、ネット通販を活用している人には便利です。
冷凍食品や宅配ボックスに入らない大きさなどのものは宅配ボックスにはおいてくれないため、直接対応する必要があります。
わざわざ宅配業者に連絡して来てもらうこともないため、留守がちの人にお薦めです。もちろん、賃貸料金は高くなります。
一人暮らしでネット通販を積極的に活用している人からすると、優先順位が高いかと思います。
エアコン
暖房と冷房が利用できるため、夏でも冬でも助かる存在です。最初からついているのを望む場合にチェックしておきましょう。
ついていない場合は、付け足せるのかどうか、部屋の修理はどうなっているのかを確認しましょう。
床暖房
エアコンがあれば不要です。高いマンションの場合はかってについてきます。
エアコンは風が舞うため、冬場の乾燥した時期には肌荒れの要因にもなります。気になる方はチェックして検索するのもよいでしょう。
バルコニー
ベランダです。洗濯物を干したりすることが可能です。目の前がほかの建物で見晴らしが悪いなどもありますので、無ければ無いで良いでしょう。その際は部屋干しを。
フローリング
畳ではなく、木材でできた床です。新しいマンションでしたらほとんどがフローリングです。古いアパートなどでは畳のことも多くあります。
ロフト付
部屋の中に簡単な2階がある構造です。一人暮らしの人の憧れに思われるかもしれませんが、利便性はよくありません。ロフト付きにするくらいであれば、部屋数が多い場所を選んだ方が良いでしょう。
ウォークインクローゼット
歩いて入ることが出来るクローゼットです。多くのものが収納できます。
リフォーム・リノベーション済み
古いアパートやマンションを修理してきれいにして改めて貸し出している部屋です。
築年数だけで選ばず、リフォーム済みを選べば安くてきれいな部屋を見つけることが可能です。
ただ、水道管などまでリフォームしているかどうかは不明のため、水質の面では不安が残ります。
デザイナーズ
ちょっと変わった構造の部屋です。見た目が良いため、女性などに人気ですが、必ずしも使い勝手に直結していないため、無理に選ぶ必要はありません。
分譲賃貸
本来であれば販売されるマンションを賃貸に回しているのが分譲賃貸です。質の高いマンションであることが多いため、最初から分譲賃貸で探すとよい部屋が見つかります。ただし高いため、それなりに収入のある社会人向けの部屋と言えるでしょう。