一人暮らしの料理
ここでは一人暮らしの際の料理に関して紹介していきます。簡単な料理を中心に紹介しますので、是非自炊をして食費を節約し、また、十分な栄養を摂っていただけたらと思います。
新たに『一人暮らし料理 レシピ、作り方、基本』をオープンしました。料理に関する情報はリンク先でご確認ください。
鍋料理
一人暮らしの料理には鍋料理が一番オススメできます。理由は、さまざまな栄養をバランスよく摂ることができ、しかも、片付けも比較的楽に、そして、ボリュームも十分あるからです。さらに、調味料などを工夫することで何通りかの味を楽しむことが出来、何日か連続で食べても飽きがきません。食材も通常売られている量だと一人暮らしでは多すぎますが、それらを何日かに分けて使用できるため、無駄なく使い切ることができます。
さらに、鍋を食べ終わった後にうどんやおじやなどにすることで、さらに食を楽しむことができます。
一番オーソドックスな鍋料理の作り方を簡単に紹介します。
寄せ鍋
適当に煮て食べる、一番簡単な鍋料理。食材を切れば、あとは煮るための順番だけ考慮すれば良いだけ。
寄せ鍋は、煮汁そのものに味をつけることも可能だが、市販されているポン酢しょうゆなどを用いることで、味付けの心配も要らない。また、このポン酢しょうゆもさまざまな種類があり、複数種類を用意しておけば、毎日違うポン酢しょうゆを使うことで簡単に味を変える事が出来、飽きが来るのを抑えます。
主な材料は次の通り。
肉系
鶏肉(もも肉・むね肉・手羽元・手羽先・肉団子)・豚肉(バラ肉) 等
魚介系
ホタテ・エビ・はまぐり・タラ・カニ・カキ 等
キノコ系
生しいたけ・えのきだけ・しめじ・まいたけ
野菜系
白菜・春菊・にんじん・長ネギ・ニラ・水菜 等
その他
かまぼこ・ちくわ・しらたき・はるさめ・マロニーちゃん・絹豆腐・水餃子 等
もちろん、ここに含まれていない食材でも好みの食材があれば入れてみるのも良いでしょう。肉系から1種類、魚介系から1種類、キノコ系から1種類、野菜系から1~2種類、その他から1種類というように、バランスよく選ぶことで、栄養面でも優れた食事になります。
先に述べたように、ポン酢しょうゆで食べるのであれば、鍋の中で味付けをする必要はありません。昆布などでダシを取ることも出来ますが、鶏肉を入れるのであれば、鶏肉から十分ダシが出ますので、面倒なことをする必要もありません。
作り方
土鍋に水を入れ、火をかけます。沸騰してきたら、食材を入れていきます。このとき、煮えにくいものから先に入れます。逆に、すぐ煮えそうなものは後から入れると、食感を保つことができます。
煮えたらテーブルまで持って行き、取り皿にポン酢しょうゆを入れ、薬味に刻んだ長ネギやだいこんおろし、七味唐辛子など、お好きなものを入れて食べます。カセットコンロなどがあれば、食べながら暖めなおすことができますが、無くても問題ありません。
食べ終わったらそのまま残った汁を捨てるのも良いですが、うどんやごはんを入れて調理すると、さらに美味しい料理が食べられます。
うどんなら、火をつけて温めた後、うどんを入れ、また、残ったポン酢しょうゆも土鍋に入れます。塩を適量入れ、たまごをかき混ぜておきます。うどんが煮えたらかき混ぜたたまごを箸を伝らせるようにゆっくり回すように入れ、火を止めます。ボリュームを出したいのであれば、野菜やお肉を少し残しておき、うどんと一緒に煮るのも良いでしょう。塩の味付けは残った汁の量にも寄りますが、3グラムから5グラム辺りを目安に。小さじが5グラムですので、目安にしましょう。
ごはんを入れておじやにする場合も、作り方はうどんと同じです。野菜やお肉を入れるのは控えた方が良いでしょう。薬味として使用する刻んだネギが残っているようであれば、入れると味わいも増します。味が薄く感じたら、しょうゆを少し入れて味を調えましょう。
鉄板焼き
鉄板を用意して焼いて食べるだけの簡単料理。ホットプレートなどを用いることで、テレビなどを見ながら食べることもできる。
焼肉などが一般的ですが、お好み焼きでもかまいませんし、焼きそばなどでも問題ありません。野菜中心の野菜焼き、海鮮中心の海鮮焼きなど、バリエーションが豊富です。もちろん、さまざまなものを組み合わせても問題ありません。ホットプレートを用意するだけで作り始めることができるため、一人暮らしの食事としては豪華に、そして簡単に作ることができ、オススメです。
お肉なら切られている状態のものをそのまま置き、野菜も適度な大きさに切り、並べていくだけでかまいません。
つけダレには市販されている焼肉のたれなどを活用すると良いでしょう。自身で味付けをするのであれば、塩を中心にこしょうなどを用いて簡単に味付けすることが可能です。
バランスよく食材を選べば栄養面でも問題がなく、一人暮らしには便利な料理となっています。