一人暮らしの家電に必要な費用
一人暮らしをはじめて行う時には、家電など、新たに買い足す必要があることがほとんどだと思います。もちろん、実家から持っていけるものもあるかとは思いますが、実家でも使用するものなどは持っていくわけには行きません。そこで、ここでは大まかな家電を購入するために必要な費用を紹介していきます。
なお、中古品などで手に入れるという手段もありますが、ここでは主に新品で金額を記載いたします。中古で手に入れる場合はもっと安く済むでしょう。
また、人によっては必要の無いもの、実家から持ち運べるものが多ければ多いほど、初期費用はかからずにすみます。
家電を買う際のチェックポイントに関しては『家電の選び方』もしくは『一人暮らしの家電』をご覧ください。
下記の価格は2012年3月に大型家電量販店にてチェックした大まかな価格です。大型量販店ではポイント制を取っているため、ポイント無しの安売り店で買うのであれば、もう少し安く買えるかもしれません。あくまで参考までの価格として捉えていただけたら幸いです。
家電セット
大手量販店では、いくつかの家電をセットにした家電セットが安く販売されています。
もし、個別に選んでいくのが面倒であったり、安く済ませたいのであればこうしたセットを利用するのも一つの手ではあります。
ですが、いずれも性能が中途半端なものを集めた感は否めず、使い勝手は値段相応でしかありません。
こだわりを持ちたい家電でしたら、個別に購入していくことをお薦めします。
家電セットを行っているのは下記の通販サイトになります。新生活関連のコーナーに置いてあります。時期によっては見当たらないこともありますので、あらかじめご了承ください。
テレビ
今は液晶テレビが主となっています。19V型ワイドで2万円前後で購入が可能です。型落ちなどではもっと安く購入できるでしょう。また、日本以外のメーカーのものも、安く購入が可能です。
このほか、32型ワイドでは5万円、46型ワイドでは8万円で購入が可能です。昔と比べて液晶テレビが買いやすい価格になっています。部屋の大きさにもよりますが、ちょっとの価格差で上位のサイズを選べますので、検討してみてはどうでしょうか。
なお、単に画面サイズだけでなく、他の性能を求めると、10万円以上するものが大半となります。
HDDレコーダー・DVDレコーダー・ブルーレイレコーダー
録画できる時間はハードディスクの容量で変わります。容量にもよりますが、ブルーレイレコーダーでも4万円もあれば安い機種を購入可能です。ビデオテープも見られるようにするとやや高くなります。
今後、地上デジタル放送が始まり、キレイな映像をそのまま録画したいとなると、ハードディスクの容量は多くないと困ります。先々まで考えるのであれば、500GB以上の容量の多いものを選ぶと良いでしょう。
HDDレコーダー、DVDレコーダー、ブルーレイレコーダーなどさまざまな種類がありますが、たいていはHDDレコーダーとその他との組み合わせになっています。HDD付きで、なおかつDVDがみられるようにするのか、ブルーレイがみられるようにするのかといった形で選択していきましょう。
また、プレイステーション3を使った録画も現在では可能となっています。別途周辺機器が必要になりますが、検討してみてはどうでしょうか。
パソコン
デスクトップパソコンもノートパソコンもそれなりの性能で10万円を切る価格のものも多いです。
よほどのコアなゲームユーザーや、仕事でCGやムービーなどを処理するのでなければ、安めので十分です。
基本的にノートパソコンの方が高めです。ですが、スペースの問題もありますので、ノートパソコンを中心に検討してみてはどうでしょうか。
電子レンジ
安いものであれば2万円以下で購入が可能です。2万円のものであれば、オーブン機能も備えたレンジも購入可能です。さらなる機能を求めたり、大きさを求めるのであれば、もう少しかかります。
レンジ機能のみのものでは1万円以下のものもありますが、中のスペースが狭くて弁当を温めるのも困難といった状況になるかもしれません。生活習慣に合わせて選択しましょう。
冷蔵庫
自炊をする人であれば、冷蔵庫の容量は大きい方が良いため、300L前後のものを購入の対象にしましょう。このときは10万円前後で購入が可能です。
自炊をしないのであれば、135L程度が4万円未満で購入可能です。
エアコン
部屋の大きさにもよりますが、設置費用なども含めて9万円くらいで間に合うと思われます。本体購入だけであれば7万円程度です。
安いものもありますが、逆に消費電力が高めになってしまうこともあるため、省エネタイプを買うと良いでしょう。
炊飯器
3合炊きの炊飯器なら安ければ1万円以下で、それなりの性能でも2万円以下で購入可能です。
中には一人用の0.5号から1.5号までの容量の炊飯器もあります。性能は使用していないのでわかりませんが、価格は5000円程度で購入が可能です。
洗濯機
洗濯脱水機能だけで良ければ3万円以下で購入可能です。乾燥機能も含めてであれば、5万円前後くらいからとなります。
乾燥機能は部屋干しをするのであれば不要です。部屋干し出来る部屋の大きさかどうかなどを考慮して、決定しましょう。
照明器具
安ければ1万円以下で、それなりの性能であれば2万円以下で購入できます。
掃除機
紙パックが不要なサイクロン式であれば2万円前後から購入可能です。
紙パック式であれば1万円以下でも購入が可能です。しかし、一定期間利用したら、中に入っている紙パック式のゴミ入れを購入して入れ替える必要があります。
ハンディタイプの小さめの掃除機であれば5千円以下でも購入が可能です。