1ヶ月に必要な生活費
一人暮らしで1ヶ月の費用、つまりは生活費は次のような項目があります。
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 雑費
少ないと思われるかもしれませんが、大まかなものは以上のようになります。洋服代や飲み代などは各個人によって異なりますので、1ヶ月の費用の中には含めておりません。雑費としてそれぞれが把握する必要があります。
家賃
家賃は家賃と共益費を含めた額として考えましょう。自らが契約した場所ですので、確実に把握が出来る額と思われます。
食費
自炊派か外食派でかかる費用が大きく異なります。よほど豪華な食事にしなければ、自炊の方が安くすむ傾向にあります。
外食、もしくはコンビニや弁当屋の利用でしたら一食にかかる平均費用に一日に食べる回数を掛け、それを30日掛ければ大まかな食費が把握できます。
一食平均800円で、一日二食でしたら月に4万8千円の食費となります。
自炊派も、食材の購入方法によって異なりますが、スーパーのチラシなどをしっかりチェックし、安い時にまとめ買いなどの節約術を行えば、月に1万5千円くらいまでに抑えることが可能です。高くても3万円くらいで抑えることが出来るでしょう。
お肉は牛肉を買わずに豚肉や鶏肉を中心に食べたり、野菜中心で料理したりと、工夫の余地が大きいのが魅力的です。閉店間際の安くなるおつとめ品などを活用すれば、腹いっぱい食べても安く済ますことが出来るでしょう。
水道光熱費
水の使用料、電気の使用料、ガスの使用料が挙げられます。地域によって基本的が額が異なったり、都市ガスかプロパンガスでも大きく異なるなど、一律には語れない内容でもあります。
また、家で多くの時間を過ごす人と、ほとんど外で過ごして家では寝るだけの人とでも大きく使用料が異なると思われます。
大抵は一定額、基本料金としてかかる他、あとは利用した分だけ追加で費用がかかる方式になっています。
水道代
水道代は風呂で湯船にお湯をはるかどうかが大きなポイントとなります。シャワーのみでさっと過ごすのであれば、それほど高くはならないと思われます。湯船にお湯をはる人であれば4千円くらいを目安に考えると良いでしょう。
電気代
電気代は自宅で過ごす時間に大きく影響されます。特に冷暖房などの使用時間によって大きく変わりますので注意が必要です。また、必要の無いものに関してはコンセントを抜くなどの対応もすると良いでしょう。キッチン周りがオール電化ですとさらに費用がかかりますが、その分、ガス代が安くなりますのでほぼ相殺されると思ってかまいません。
オール電化でないのであれば、6千円くらいを一つの基準として考えておきましょう。
ガス代
ガス代は先に述べたように都市ガスとプロパンガスとで大きく異なります。プロパンガスの方が割高です。ガスの使用はキッチン周りと、風呂が主になると思います。特に湯船に湯をためる人は、ガス代が高くつきますので、この点を考慮する必要があります。事前に都市ガスの賃貸を探すのも良いでしょう。
都市ガスでしたら5千円、プロパンガスでしたら7千円くらいを目安に。
全部で2万円もあれば、普通の暮らしをしていれば十分足りると思われます。
なお、先にも述べたように、過ごし方や地域によって異なる部分も大きいため、やや高めに設定してあります。
雑費
ここでの雑費はさまざまな物が含まれます。洋服代や酒代、たばこ代、ゴミ袋代、石鹸、キッチン周りなど、日常の消耗品等が主となります。
この他に新たに家電や家具や食器等、一人暮らしの中で新たに必要になるものもこの雑費として考えます。ほとんどは入居時に購入しているとは思いますが、追加で買い足していく場合、予想以上に一月に多くの費用がかかってしまうかもしれません。
さらに、予定外の出費として病院代なども、この雑費として含めておくと良いでしょう。
暮らしぶりによって大きく異なりますが、日常消費するもの程度であれば、1万円もあれば十分過ぎるでしょう。あとはたばこや酒などの嗜好品、洋服などの買い方次第によって大きく異なってくると思われます。この辺りはご自身で判断し、追加費用として計算しておきましょう。