一人暮らしの1ヶ月の家賃
家賃はさまざまな要素によって決まります。
その地域の需要や鉄道などの公共交通機関までの距離、スーパーなどの利便性のある施設への距離、建物の階数、建築年数、大家の経営方針などなど、複雑な条件によって決められます。
ここでは、どういった要素が家賃に影響をするのか、取り上げていきます。
安い賃貸住宅の問題点
賃貸住宅は安ければ安いに越したことはありませんが、安い賃貸住宅には一つだけ問題が発生します。
安いところには品の悪い住人が集まりやすいという点です。
たとえば学生が挙げられます。大学時代を経験したことがある人には分かるかと思いますが、深夜まで友達を連れて騒いだり、音楽やテレビを隣に聞こえる音量でかけたり。生活のリズムが標準的な人にとってはいい迷惑になると思われます。
また、海外から出稼ぎでやってきた人も該当します。そもそもの文化が異なるため、日本人の考えからしたら納得できない行動を行うかもしれません。
他にもいろいろなパターンが考えられます。各自で想像してみてください。
賃貸は共同生活の場でもあります。そうした中で、周りの迷惑を顧みない行動をする人と同じ敷地内に住むのは何かとトラブルの元となります。トラブルを回避したいのであれば、多少高いところを選ぶことも選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか。
なお、最終的には金額云々ではなく、人に因ってしまうので、高い家賃のところを選んでも上下左右の住民が問題児であれば、やはりトラブルに発展する可能性があります。最終的には運任せ、となることは否めません。それでも可能性は低いと思われますので、参考までに。
家賃は収入の3分の1まで
よく世間では家賃は収入の3分の1までという言葉があります。ここでいう家賃とは部屋代に管理共益費を足した額です。仮に21万円の収入があるのでしたら7万円までの家賃までなら、常識の範囲内の生活であるならば支障なく過ごせるということです。なお、収入は安定して21万円ということですので、収入にブレのある人ならば、出来れば下限を基準に上限家賃を決めると良いと思われます。
当然のことながら、何が何でも3分の1の値のところにすまなければいけないというわけではありません。安いところに住んで、お金を貯めたり趣味に使うのも良いでしょう。